【ライフシフト2】「社会的開拓者」とともに人生を再設計する

【ライフシフト2】「社会的開拓者」とともに人生を再設計する

21世紀になり、変化が激しく予測ができない時代。未来は予測できないからこそ、今までの人生を再設計し、自分で未来を創ることが重要です。 『ライフシフト2 100年時代の行動戦略』から、未来を再設計していく上で、とてもヒントになる社会的開拓者をピックアップしてお伝えします。

※当サイトのリンクには広告が含まれています

人生を再設計する

21世紀は変化が激しく予測ができない時代。未来が予測できない時代だから、自分で未来を作ること。そのために。今までの人生を再設計することが重要です。

日本では、令和の失われた30年を経て、大きな変革期になっています。昭和の時代の画一的な生き方働き方暮らし方から、人生を再設計するいタイミングでもあります。

「自分イノベーション」を起こし、人生をやり直すために、想定外の変化をチャンスに変えられるかどうかは、どのように考え、どのように行動していくかが重要です。

そのためのヒント、気づきのきっかけになる良い本や、本に関連した良い情報をどんどんお伝えしていきたいと思っています。

今回は、『ライフシフト 100年時代の人生戦略』の続編である『ライフシフト2 100年時代の行動戦略』から社会的開拓者という、とても参考になる部分をピックアップしてお伝えします。

時代の大きな転換点に、人生を再設計する「社会的開拓者」

2016年10月にリンダ・グラットン教授らにより『LIFE SHIFT』(100年時代の人生戦略)が日本で刊行されてから5年の時を経て、2021年10月に『LIFE SHIFT 2』(100年時代の行動戦略)が出されました。

時代の大きな転換点に直面している「人間の課題」を解決する「社会的開拓者」は、『ライフシフト2』で、人生を再設計しライフシフトしていくためのキーメッセージです。

大きな時代の転換点に誰もが「社会的開拓者」になる時代

誰もが社会的開拓者として、新しい社会のあり方を切り開く覚悟を持つ必要がある。これが、本書の核をなすメッセージである。ライフシフト2 東洋経済新報社

大きな時代の転換点、特に人生の土台を成す要素が変化する、テクノロジーの進化と長寿化の進展という潮流は、「人間とは何か」という本質に極めて大きな影響を及ぼします。

自分は、どのような変化を望むのか?

 ・過去の世代、親の世代が選んでいた狭い選択肢は嫌
 ・自分の価値観に影響している社会の仕組みは役に立たなくなってきている
 ・「人間らしさ」「自分らしさ」を取り戻し人生をなりなおしたい

など・・・

その変化の潮流を知り、その知識に基づいて行動する勇気と意欲を持つ必要があります。

特に、日本でも、コロナがきっかけになり、失われた30年を取り戻すように、変化が加速度的に始まっています。

その5年間で、新型コロナ感染症という問題が発生し、様々な変化が加速し始めています。雇用関係などの変化や、リモートワークの実行で、働く場所と時間が大きく変化。
コロナにより、健康とお金の関係、働く意味や働き方、暮らし方やライフスタイルなど、自分の価値観や人生そのものについて、真剣に考える時間や機会が増えてきています。

・経済成長から経済停滞(高原期)に
・工業化社会からポスト工業化社会へ
・人口増加から人口減少へ
・人生80年から人生100年時代へ
・生成AIなどのテクノロジーの急激な進化
・第4次産業革命(ソサイエティー5.0)
など・・・

様々な要素で時代の大きな転換点にあります。

「社会的開拓者」が必要な背景

人生の土台を成す要素であるテクノロジーの進化と長寿化の進展という潮流が、社会のあり方、私たちの生き方働き方暮らし方に大きな影響を持っています。

技術的発明と社会的開発のギャップが広がり続けている。技術的発明が猛スピードで進む一方で、社会的発明が後れを取っていて、社会のあり方(人々が生きる環境を形づくる構造やシステム)がテクノロジーの進化に追いついていないのだ。

大きな時代の転換点に社会のあり方が追い付いていない状況です。

今の時代を生きている私たちは、テクノロジーが生み出しつつある素晴らしい可能性に目を丸くしつつも、それがもたらす社会的影響に不安も募らせているのが現状だ。

テクノロジーの進化による社会的影響を不安に思う人達も多く、それが抑止力となってしまい。
社会のあり方の改革を遅らせています。

社会のあり方が変わらない状態で、テクノロジーの進化が進めば、対応できる人は限られてしまいます。誰もが一人ひとりの可能性を開花させることはできません。

だから、
「長寿化」を恩恵とするために、「長寿化」はマイナスの要素ばかりと捉えず、
「社会的開拓者」として新しい社会のあり方を切り開く覚悟を持つ必要があります。

社会的開拓者として人生を再設計するために「考え方」を変える

昭和の時代の、工業化によるいびつな社会の中で、自分の居場所がない人、未来に希望を持てない人、人生を諦めて知った人、大きな変化の中で逃げ切れない人、変化に追いつけない人など・・・

人生に生きづらさを感じている人にとって、テクロジーの進化と長寿化の進展は、人生を再設計することができるチャンスです。「工業社会」以前の、自主独立で自由な精神を取り戻す自分イノベーションの時代ともいえます。

だから、古い価値観や古い規範に縛られず、人生を再設計するために、「考え方」を変えることが大切と言っています。

コロナをきっかけに働き方を変えるチャンスと捉える

人生が長くなり働く期間も長くり、人生100年時代となったこと。さらに新型コロナウイルスが起きたことで、企業にとっても働く人にとっても働き方の転換が起きています。

コロナをきっかけにした変化は、働き方を変えるための素晴らしい機会だと、著者のリンダ・グラットンさんは述べています。

ええ、今こそ働き方を設計し直すまたとない機会だと思います。『ライフ・シフト』でご覧いただいた通り、私たちの人生は長くなってきています。

もちろん、日本は世界でも有数の長寿国です。そのため、私たちには「マルチステージの人生」を送る機会があります。長時間労働の文化、長距離通勤といった、皆さんがずっと変えたいと思ってきた日本の働き方のいくつかを変えるための素晴らしい機会だと思います。

人生を再設計しアップデートし続けるという発想に変える

人生が長くなることの醍醐味は、大人になってからの成長に時間をかけられることです。年齢を重ねても、さまざまなことにチャレンジしたり、変化したりするための時間が残されているのです。平野さんの「アップデートし続ける」という考えは素晴らしいと思います。

あらゆる世代が、テクノロジーの進化と長寿化の進展の影響により、未知の環境に身を置くことになります。

・20代は、新しい潮流の中でどのように、人生を組み立て行動するか考える
・30代は、過去の世代が選んでいた選択肢を見直し、人生の枠組みを組み立てなおす
・40代は、人生後半に向け、本当にやりたかったことを中心に人生をやり直す
・50代は、人生100年時代に向け、社会への還元など、新しい価値観で人生をやり直す
・60代は、まだまだ長い人生寿命の中で、逃げ切る発想を捨て人生を立て直す
・70代以降は、余生という考え方でなく、生涯現役という気概で人生を生きる

など・・・

あらゆる年代で、自分のライフステージに合わせて、長寿化を恩恵に変え、長い人生時間を活用し、人生を再設計し、アップデートし続けるという発想に変えることが大切です。

徐々に変化する生き方働き方暮らし方に焦点を当てる

「ライフシフト2」では、長寿化とテクノロジーによって、私たちの生活や経済活動のあり方が、工業化や産業革命期に見られたような根本的な変化を遂げているということを書いています。

でもその変化は、徐々に変化しているけれど、社会のあり方が追い付いてません。
テクノロジーの進化と長寿化の進展が生き方と働き方を根本から変えつつあるなかで、社会のあり方が追いつかず現実とのギャップが生まれています。

コロナにより加速しています。新しい社会のあり方を切り開くために、その徐々に変化する生き方働き方暮らし方に焦点を当てることが重要です。

働く場所を選ぶ自由度が広がる

パンデミックの前まで、日本人には働く時間や場所を選ぶ自由度はほとんどなかったと思います。しかし、今はより柔軟に選べるようになりつつあるのです。
コロナによって、リモート化が当たり前になってから、今はさまざまな勤務形態を試す企業が出てきています。完全在宅勤務もOKの会社。デジタルノマドと言われる
人たちは、全世界を飛び回り、お気に入りの場所で仕事をしています。自宅・サテライトオフィス・会社・お気に入りの場所と勤務する場所の選択肢が広がっています。

働く時間も自由になってきている

労働時間を従業員の裁量に任せるみなし労働時間制、コアタイムを設定するフレックス制、コアタイムを設定しないスーパーフレックス制、育児や介護などの理由でフルタイム勤務が難しい人に1日の勤務時間を通常よりも短縮した時短勤務(短時間勤務)制、など、働く時間も自由に選べる制度が増えてきました。

勤務形態・雇用形態も多様化

子供が生まれた後に親が育児に専念できるようにするための育児休業制度(育休)、様々な事情で退職した従業員が復職しやすいようにする「出戻り制度」、副業・兼業制度、「月に1度以上、1週間に3日間の休日を設ける」週休3日制、平日に『家族や保護者と一緒に校外学習を行うこと』を目的とした休みを取得できるラーケーション制度、正社員のまま通常8時間の勤務を6時間に短縮する短時間正社員制度、など多様な勤務形態・雇用形態が生まれています。

人口減少による人手不足が加速

人口減少社会に突入し、労働力不足・人手不足が加速することが予測されています。
リクルートワークス研究所の試算によれば、2040年には国内で、1100万人の労働力が不足する見通しと発表しました。

しかも、人手不足が起こるのは、我々の生活に直結する医療や介護や輸送など、生活維持サービスを担う職種に著しい労働供給不足が起こると指摘しています。

その解決法として、テクノロジーの活用による機械化・自動化、ワーキッシュアクトという本業以外の活動の促進、シニアの活用、ムダを徹底して省くなどを提案しています。ライフシフト2でも指摘している、テクノロジーの進化と長寿化の進展にもストレートに関連しています。

人口減少社会にいて、生活を維持するという側面では、今現在の需要と供給の労働市場とは全く違う需給関係が見えてきます。ある意味では、今までのピンチがチャンスになる。弱みだと思っていたことが強みになる。人生やり直す大きな変革かもしれません。

会社と個人の関係性の変化

昭和の時代の3ステージの時代では「会社第一主義」が主流でした。でも、会社が人生100年時代の従業員の仕事人生を
面倒見れなくなっている中で、少しづつ会社と働く個人の関係が変化し、「会社第一主義」から「個人第一主義」に変わりつつあるように思います。

没個性で画一な働き方を強要された時代は個人は会社の一部でした。でも、それぞれが自分の価値観、自分のライフスタイル、自分の物語(生きがい)ストーリーを持ちはじめ、「会社は個人の人生の一部だ」と感じるようになっています。

「私たちの開花」人生を再設計する方法

テクノロジーの進化で、機械の性能が高度になり、人生100年時代の寿命が延びる時代には、機械には置き換わられない人間特有のスキルを生かし、自分が持っている潜在能力をいっそう開花させることがきわめて重要になります。

機械にはない、人間だけがもっているスキルの最たるものは、将来起こりうるさまざまな結果を予想し、複雑で難しい問題の解決策を見つける力です。

ライフシフト2では、自分らしさを開花し、人生のあり方を設計し直し、人生を再設計する方法として3つの要素に焦点を当てています。

「人生の開花」3つの要素

①物語
②探索
③関係

それぞれについて説明します。

物語(生きがい)人生のストーリーを描く

自分らしさを開花し、人生のあり方を設計し直し、人生をやり直すための行動戦略として、先ず、自分が生きがいを感じる物語、人生ストーリーを描くこと。

自分の生きがいとなる物語(ストーリー)を紡ぎ、その物語(ストーリー)に沿った道筋を歩むこと。

その人生ストーリーは、自分の人生に意味を与え、自分の人生を再設計する指標にする。さまざまな選択をおこなう際の手引きになるような物語でなくてはなりません。

▼マルチステージ化により幅広い選択肢を持つ
自分の生きがいとなる人生のスートーリーを描き、道筋を考えていく時に、従来の教育→仕事→引退という3ステージでは、選択肢が狭まってしまいます。マルチステージ化によって、何度でも再設計でき、多様「ありうる自己像」を描けることで、幅広い選択肢を持つこと。

▼感情を解き放つ
昭和の3ステージの時代には、社会や親など周囲が決めたレールに乗っかることを優先し、自分と向き合うことを経験していない人も多いはずです。自分はどんなことにワクワクするのか、自分はどんな人生を歩みたいのか、自分の感情を押し殺している人も多いと。だから、多くの人にとって「物語(生きがい)」を見つけるのは大変です。まずは、自分の感情を解き放つこと、感動すること、ワクワクすること、一心に夢中になれることなど、常日頃から感じることから始めてはいかがでしょうか。

▼新しいロールモデルを参考にする
変化が激しい現代では、教育→仕事→引退という3ステージをベースにした過去のロールモデルは参考になりません。人生を再設計したいのであれば、中長期的な人生ストーリーとして、生き方のロールモデルを参考にすることをおすすめします。

リアルな現実的な働き方のロールモデル。自分が憧れるライフスタイル・暮らし方のロールモデルなど、自分のシチュエーションに合ったロールモデルとなる人を参考にする。

歴史上の偉人や、現代ですでに「社会的開拓者」として活躍している人など、直観的にいいなと思う人を探し、どこがいいなと感じるのか掘り下げると、人生を再設計するために、自分が大切にしたいことが見えてくると思います。

探索

学習と自分の内側の変身を重ねることにより、人生で避けて通れない移行のプロセスを成功させること。

自分の可能性を絞らないで、いろいろとやってみること、いろいろな価値観の人と触れ合うことも大切だと思います。

▼人生にはたくさんの「ありうる自己像」が存在する
私たちには無限の可能性があり、人生でたくさんの「ありうる自己像」が存在します。自分を理解し、その可能性を探ることが、本当に重要になってきます。
自分の可能性を限定しないこと。マルチステージの中では、ひとり何役の役割を持つことも当たり前です。

▼いろいろなことを実際にやってみる
ライフシフト2が指摘していることの1つは、できるだけいろいろなことを実際にやってみること。感情を解き放って、やってみて感じたこと、気づいたこと、新しい発見などを言語化することで
自分の理解が深まります。変化が激しい時代には、当たり前だと思っていたことが実は違っていた。頭だけで考えていたことがやってみることで違う景色が見えることがあります。

▼人の輪を広げること
もう一つは、人の輪を広げること。自分とは違う人たちと出会い、一緒に過ごすことで、今の自分を超えた可能性が見えてくるのです。

関係

深い絆をはぐくみ、有意義な人間関係を構築して維持すること。

ライフシフト2でも書いてあるように、ハーバード大学が84年にわたり2000人以上を追跡調査研究では、健康で幸せな人生を送るために必要なのはよい人間関係だそうです。

▼活力資産、変身資産構築にも人間関係は重要
ライフシフトでは、人生を新しくシフトするうえで「無形資産」の重要性をうたっています。
無形資産の、活力資産には、健康とともに友人関係が大切。変身資産には、自分自身のネットワークと人間関係が重要と言っています。

▼幅広いネットワークを持つ
自分と全く同じような人達とばかり一緒に過ごしていると、気づきを生み変化するのはとても難しいことです。しかし、例えば、自分で起業した人、新しく技術を習得し直した人、旅行中の人など、自分と全く異なる人達と出会える幅広く多様なネットワークを持っていれば、このような人たちが、あなたの人生を変えるために必要な刺激を与えてくれるのです。

▼深い絆を育む基礎「心理的安全性」

人は交流し合い、助け合うために他者を必要とするし、他者とつながり、他者に支えを与えることで幸せを感じる。与え、与えられるプロセスが、有意義な人生の基礎になる。自分の人間関係全体をどう感じているかは、他者から何を受け取り、他者に何を与えているかに直結している。

そのために、心理的安全性がある関係を探すこと。
心理的安全性とは、自分がどのようにしていても拒絶されず、自分の気持ちや意見を安心して表現できる環境のこと。ありのままの自分をさらけ出すことができる相手やネットワークを見つけることが大切だと思います。

「まずは飛び込んでやってみよう」やってみないとわからない

人生について考えることはとても大切です。でも、考えるだけでなく、実際にやってみることが重要です。

でも実際には、考えるだけではなく、やってみて、感じてみて、学ぶものです。アンドリューが言ったように、長生きの醍醐味は何かをする機会が増えることです。私たちは、「まずは飛び込んでやってみよう」と言いたいのです。

でも、自分一人で問題を抱え込み、誰もが社会的開拓者になれということではありません。

誰もが社会的開拓者にならなくていい

しかし長寿や新しい技術、仕事の進化などに伴って、これまでの社会的規範は通用しなくなります。これまで以上に長生きするとなると、なおさらです。そこでやり方を変えなければなりません。
ただし、それは社会的開拓者になれ、ということではありません。

そもそも開拓者とは、勇気を持って社会の常識を覆すことができる少数の人たちのことを指します。彼らは私たちにインスピレーションを与え、そこから社会的な動きが生まれてくるのです。
誰かと一緒に行動を起こせば、本当の変化が訪れるでしょう。

誰もが、社会的開拓者にるのは難しいし、誰もがそうなるわけではありません。

でも、小さな一歩を踏み出し、親の世代の規範や考え方に疑問を持つことで、人生の開拓者にはなれると鼓舞してます。また、社会開拓者を探し同じ行動を起こしたり、コミュニティーに参加したり、誰かと一緒に行動を起こすことが重要と言っています。

小さな規模の開拓者になる

小さな規模の開拓者になればいい。「私の両親はこうしていたが、私は違う」。これでいいのです。ただでさえ私たちは社会的な規範や慣習に縛られていますから、それとて決して簡単ではないでしょう。

過去の世代や社会的規範は参考になりません。過去の世代や社会的規範を参考にしようとしますが、長寿や新しい技術、仕事の進化などに伴って、これまでの社会的規範は通用しなくなります。親や周囲の呪縛から解放され、過去のやり方を変えなければなりません。

社会的開拓者になるような人を探す

そもそも何をするのがベストなのか、常にわかっているわけではありません。そういうときには、社会的開拓者となるような人たちを探すことが重要です。

新しい時代には、過去の世代や過去の規範は参考になりません。だから、自分が置かれている状況や、実現したいことを現実的に、勇気をもって社会を変えようと行動している社会的開拓者を探して、一緒に行動を起こしましょう。

コミュニティーを探し、新しいつながりを持つ

また、社会の変化を目の当たりにしたとき、本当に重要なのは、私たちをサポートしてくれる組織や慈善団体、社会運動の登場です。一人でやるには難しいことをサポートしてくれたり、自分がやろうとしていることと同じことをやっている人たちを紹介してくれたりします。彼らは同じ気持ちを持つ他の男性とつながりたいと思っているはずです。

考えるだけでなく、行動を起こす。小さな一歩を踏み出すこと。一人で悩む必要ななく、誰かと一緒に行動を起こす。これからの時代は、予測できず、過去の規範は役立たないので、様々なつながり・ネットワークが大切です。

まとめ

昭和の時代の古い規範・古い価値観から解放され、人生を再設計するためのヒントとして、『ライフシフト2 100年時代の行動戦略』をピックアップしました。

特に、大切なことは、あれこれ考えているだけでなく、行動を起こすこと「まずやってみること」
変化が激しい時代は、やってみて初めて見えてくることが多いと思います。

そして、より大切なことは、誰かと一緒に行動を起こすこと。今までの自己責任社会の流れで何でも自助努力が求められてしました。一人でできることは限られるために、行動することを諦め一歩を踏み出せなかった人も多いはずです。

でも、新しい時代は一人で対応する必要ななく、既に社会的開拓者になっている誰かや、コミュニティーに参加し、誰かと一緒に行動を起こせば良い時代です。

そう考えると、人生を再設計するための一歩を踏み出す勇気が湧いてきませんか。

LIFE SHIFT2: 100年時代の行動戦略

この記事のライター

「okinawa未来カレッジ」は、誰もが自分らしい明日へ一歩を踏み出せる、 未来に向かって前進し、新しいライフサイクルを創り出すコミュニティーを目指します。

最新の投稿


「本を読まない人が増加」する中、本を読まないとどうなるかを考える

「本を読まない人が増加」する中、本を読まないとどうなるかを考える

本を読まない人がどんどん増えているようです。SNSの普及や、時間に追われてることが大きな理由。その背景には、タイパのように、すぐに効果や影響がでることを優先し、読書のように、直接的でなく、すぐに効果がみえないことは自分には関係ないと考える風潮もあるようです。 でも、変化の激しいこれからの時代、本を読まないとどうなるのか? について考察していきます。


「100歳まで生きたくない」人生100年時代に向き合えない日本人

「100歳まで生きたくない」人生100年時代に向き合えない日本人

人生100年時代。長寿の恩恵とできず、「100歳まで生きたくない」人生100年時代に向き合えない日本人が多いようです。


「人を信じられない」人が他人への信頼を取り戻すために

「人を信じられない」人が他人への信頼を取り戻すために

様々な経験や様々な人間関係の中で、「人を信じられない」と距離を置いてしまったり、「人間はみんな信じられない」人間不信になってしまう人に、信頼のベースになる社会関係資本の低下などの社会的背景と信頼を取り戻す方法をお伝えします。


「老けたくない」なら老化の速度を20代からコントロールする

「老けたくない」なら老化の速度を20代からコントロールする

「老けたくない」という人は多いと思います。でも、老化の速度は人によってまちまちで、20代から老化は始まると言われています。でも、その老化の速度は生活習慣や生活環境を意識することで、コントロールできるということがわかってきました。


「40代からの生き方」を変えるミッドライフクライシス(中年の危機)

「40代からの生き方」を変えるミッドライフクライシス(中年の危機)

ミッドライフクライシスとは、40代に陥りやすい「中年の危機」。 人生の後半に向け、40代での様々な変化に気づくことで、40代からの新しい生き方を考えるきっかけを提供します。