「自分らしく生きたい。でも、自分らしさが分からない」
「今のままではいけない気がする。でも、何を変えればよいか分からない」
「人のためなら動けるのに、自分のことになると決められない」
このような悩みを抱える人に対して、世の中は「やりたいことを見つけよう」
「自分軸を持とう」「思い切って行動しよう」と促します。
けれども、長い間、家族や会社の期待に応え、その場に必要な役割を果たしてきた人にとって、
急に「あなたはどうしたいのですか」と聞かれても、簡単には答えられません。
それは、意志が弱いからでも、中身がないからでもないのです。
自分の感覚を確かめ、自分で選び、行動し、結果から学ぶ機会が少なかったのかもしれません。
さらに、その背景には、本人の性格だけでは説明できない、時代や家庭、学校、会社などの
環境があります。
自分イノベーションとは、過去の自分を否定して、別人に生まれ変わることではありません。
自分イノベーションとは、時代と環境のなかで身につけた人生の前提に気づき、自分の感覚と経験を取り戻し、小さく選び、小さく試しながら、自分らしい人生の選択肢をつくり直すことです。
そして、その経験を自分の内側だけに閉じず、誰かの困りごとや希望につなげていく。
そこまでを、この記事では「自分イノベーション」と呼びます。
なぜ「自分らしい生き方」が分からなくなるのか
■期待に応える力だけが発達してきた
親が安心する進路を選ぶ。先生が評価する答えを書く。会社が求める役割を果たす。
家族が困らないように、自分の都合を後回しにする。
こうした行動は、決して悪いものではありません。
周囲の状況を読み、相手に配慮し、責任を果たすことは、社会生活に欠かせない力です。
問題は、それを長く使い続けるうちに、外側の期待を読む回路ばかりが働き、
自分の内側を確かめる機会が少なくなることです。
すると、次第に次のような状態が生まれます。
・人から頼まれたことには応えられるが、自分の希望は決められない
・正解が示されれば動けるが、正解のないことには踏み出せない
・会社の役割では働けるが、会社の外では自分に何ができるか分からない
・何かを選ぶと、誰かを困らせたり失望させたりする気がする
・「好きなことは何か」と聞かれても、何も浮かばない
など・・
これらは「自分がない」状態ではありません。
むしろ、周囲へ適応する力を使い続けてきた結果、自分の感覚や意思を使う回路が
休眠している状態と捉えられます。
■役割を外したとき、自分を説明できなくなる
会社員、親、配偶者、地域の役員、誰かを支える人。
私たちは、さまざまな役割のなかで生きています。
役割は、人と社会をつなぐ大切な接点です。
でも、役割に応えることだけで人生が組み立てられていると、異動、退職、子どもの自立、
介護の終了などによって役割が変わったとき、「自分には何も残っていない」と感じる
ことがあります。
何も、残っていないのではありません。
役割のなかで使ってきた経験や能力を、自分の資源として言葉にしてこなかったのです。
人を支えた経験には、傾聴、調整、観察、情報収集、先回り、問題解決が含まれている
かもしれません。事務作業には、整理、正確性、関係者を動かす段取りが含まれています。
役割が自分のすべてなのではなく、役割を通して何をしてきたかに、自分の資源が眠っています。
■「本当の自分」は、どこかに完成しているわけではない
自分探しが苦しくなる理由の一つは、
「どこかに完成した本当の自分がいて、それを見つけなければならない」と考えることです。
でも、人は環境から切り離された存在ではありません。
心理学者クルト・レヴィンは、行動を人と環境の関数として捉え、B=f(P, E)と表しました。
B(Behavior:行動)
P(Person:個人の特性)性格、価値観、経験、動機、感情状態など
E(Environment:環境)物理的環境、社会的状況、文化、組織構造など
行動は、Person(人)だけでなく、Environment(環境)との関係から生まれるという
考え方です。
同じ人でも、否定される職場では黙り、安心して話せる場では意見を出せることがあります。
役割を細かく指示される環境では受け身でも、困っている人が目の前にいれば、自分から
工夫できることもあります。
自分らしさは、内側を掘れば見つかる固定物ではありません。
どのような環境で、何に心が動き、何を選び、どのような行動を重ねるか。
その関係のなかで、自分らしさは少しずつ形になります。
時代と環境がつくった「人生OS」
■昭和には、「みんな一緒の人生モデル」が機能していた
高度経済成長期の日本には、多くの人が共有する「みんな一緒の人生モデル」がありました。
よい学校へ進み、安定した会社へ入る。組織のなかで役割を果たし、勤続とともに賃金を上げる。
結婚して家庭を持ち、家を買い、子どもを育て、定年後は退職金と年金で暮らす。
もちろん、誰もが同じ人生を歩めたわけではありません。それでも社会には、
「この道を歩けば、将来は今よりよくなる」という共通の設計図が存在していました。
金融行政で使われた「護送船団方式」という言葉に象徴されるように、国、企業、金融機関、
学校、家族が、成長と安定という同じ方向を向いていた時代でもあります。
経済が成長すれば、企業が成長する。
企業が成長すれば、雇用が増え、賃金が上がり、暮らしも豊かになる。
「社会の成長」と「個人の人生」がつながりやすい構造がありました。
そのため、「みんなと同じ道を歩く」ことは、単なる同調ではありませんでした。
社会が用意した標準コースに乗り、会社や周囲の期待に応え、与えられた役割を
きちんと果たすことが、生活の安定と将来の安心につながる合理的な選択だったのです。
自分で人生の正解を一からつくるより、社会が示す正解に適応する方が、リスクは小さかった。
人生の設計図が個人の外側に用意されていたため、「自分は何を望むのか」を深く考えなくても、
前へ進むことができました。
この「みんな一緒の人生モデル」は、制度だけでなく、家庭、学校、会社を通じて、私たちの内側にも「人生とはこういうものだ」という前提をつくりました。
昭和の生き方が間違っていたわけではありません。その時代には合理的だったからこそ、強い人生OSとして定着したのです。
■平成には、縮小均衡のなかで「動かないこと」が安全になった
バブル崩壊後の平成は、社会全体が成長の果実を分け合う時代から、限られた雇用、賃金、
予算、ポジションを守り、競い合う時代へ移っていきました。
企業では、売上を大きく伸ばすことよりも、コストを削減し、損失を出さず、
現在の事業を維持することが優先されました。
採用は抑えられ、賃金は伸びにくくなり、非正規雇用が広がる。社会全体が少しずつ縮みながら
均衡を保つ、縮小均衡の状態です。
ポジションが増えない社会では、誰かが新しい役割を得ることが、別の誰かの機会を
狭めるように見えます。
人々は限られた安定を競い、ようやく得た場所を失わないよう、挑戦よりも適応を
選びやすくなりました。
同じ時期には、市場競争や個人の選択を重視する新自由主義的な政策や価値観が広がり、
「結果は本人の努力と選択によるものだ」という自己責任の言説も強まりました。
雇用や産業構造の問題であっても、個人には「自分で能力を高め、自助努力によって
乗り越えられるか」が問われるようになったのです。
就職氷河期を経験した人のなかには、ようやく得た職場を失わないため、組織の期待に
応え続けた人もいます。
一方、安定した立場を得られなかった人は、「得られなかったのは自分の能力や努力が
足りなかったからだ」と、社会構造の問題まで自分の責任として引き受けてきたかもしれません。
正社員になれた人も、なれなかった人も、会社のなかの安定したポジションを基準に
自分の価値を測りやすかった点では共通しています。
得た人は、失わないことに縛られる。得られなかった人は、得られなかったことに縛られる。
挑戦しても報われにくく、失敗すれば自己責任とされる環境で、「期待しない」「失敗を避ける」「現在地を守る」と判断するのは、意志の弱さではありません。
それは、縮小均衡の時代を生き延びるために身につけた、合理的な適応だったのです。
■令和の環境が変わっても、人生OSは自動更新されない
令和に入り、人口減少、人手不足、AIの普及、産業再編が進んでいます。
会社から決められた役割を与えられるだけでなく、自分の経験を別の現場へ移し、
新しい役割をつくる機会も生まれ始めています。
ところが、環境が変わっても、私たちの判断基準は自動的には変わりません。
・一つの会社に残ることが最も安全である
・失敗すると取り返しがつかない
・強みとは、人より優れた特別な能力である
・仕事は会社から与えられるものである
・起業や複業は、能力と自信のある人がするものである
など・・・
こうした前提を、ここでは「人生OS」と呼びます。
人生OSとは、何を安全と感じ、何を危険と見なし、どの選択肢を最初から除外するかを
決めている無意識の前提です。
自分イノベーションの出発点は、自分を責めることではありません。
今の自分をつくった時代と環境を知り、過去には合理的だった前提と、
現在も必要な前提を分けることです。
自分イノベーションとは何か
■過去を否定して、別人になることではない
「イノベーション」という言葉には、大きな発明や急激な変化という印象があります。
でも、自分イノベーションで目指すのは、過去の人生を壊し、突然別人になることではありません。
これまで身につけてきた適応力、責任感、配慮、忍耐、経験を残しながら、
その使い方と活かす環境を選び直します。
他人軸をすべて捨てるわけでもありません。
他者の期待や社会の必要を理解する外的準拠と、自分の感覚や価値観を確かめる内的準拠を、
自分の意思で使い分けられる状態を目指します。
自分イノベーションは、自己中心的になる方法ではなく、
自分を消さずに、人や社会との関係を結び直す方法です。
■自己啓発や「自分探し」と何が違うのか
自己啓発や「自分探し」の多くは、個人の内側にすでにある目標や強みを見つけ、
意志を持って伸ばしていくことを前提にしています。
こうした方法は、自分の望みをある程度理解し、自分で選び、行動してきた人にとっては有効です。
自分イノベーションが主に想定しているのは、家族、学校、会社などの期待を優先し、
過剰に外部適応してきた人です。
周囲が求める役割には応えられるのに、「自分はどうしたいのか」と尋ねられると分からない。
指示されたことはきちんとできても、自分のための選択になると動けない。
そのような人に「自分軸を持とう」「夢を決めて行動しよう」と求めても、かえって
自分を責める理由を増やしてしまうことがあります。
必要なのは、立派な夢や揺るぎない自分軸を、いきなりつくることではありません。
長い外部適応のなかで休眠してきた、小さな関心、違和感、好奇心、誰かの役に立ちたいという
思い、「心の芽」に気づき、安心できる環境で少しずつ育てることです。
また、自分イノベーションは、欧米的な「他者から独立した個人」を唯一の理想とはしません。
日本人に比較的なじみの深い相互協調的自己観―人との関係や場のなかで自分を捉える感覚―
を大切にします。
目指すのは、人の目を気にしない人になることでも、家族や組織との関係を切って一人で
立つことでもありません。関係を大切にしながら、自分の感覚や意思も消さず、外的準拠と
内的準拠を自分で使い分けられる状態です。
そして、最終的な目的は、社会が示す成功を追いかけることだけではありません。
自分の資質や経験が、誰かの困りごとや願いと結びつき、無理なく価値を生み出せる場所
――自分らしさを活かせるドメインを選び、小さな役割をつくることです。
「分かった」だけでは、休眠していた回路は動き始めません。
心の芽を一つ選び、小さく試し、相手や環境から反応を受け取り、次の選択を変える。
この経験を重ねることで、「自分にも選べる」「自分の経験も誰かの役に立つ」という
感覚が、少しずつ育っていきます。
■自分イノベーションの5つの変容経路
自分イノベーションは、次の5段階で進みます。
1.時代を知る
自分の人生を、個人の努力や性格だけで説明しません。昭和、平成、令和の時代環境と、
自分がどのような制度や雇用、家族観のなかで生きてきたかを知ります。
2.人生OSに気づく
「安定した会社を離れてはいけない」「人に迷惑をかけてはいけない」「失敗してはいけない」
など、選択を狭めている前提を言葉にします。
3.自分と環境を分ける
うまくいかなかったことを、すべて自分の能力不足と考えません。自分の資質、置かれた環境、
周囲との関係、時期や制度を分けて見直します。
4.前提を小さく検証する
いきなり転職や起業を決めません。「自分の経験は外でも役立つか」「この関心は続くか」を、
小さな行動で確かめます。
5.新しい環境へ再びつながる
一人で完結しようとせず、安心して話せる人、少し先を歩くロールモデル、小さな役割を
持てる場、反応を返してくれる相手とつながります。
5段階を支える土台は、共通しています。
安心できる場で、小さく選び、小さく試し、結果から学ぶ。
人生を動かすのは、壮大な夢より「心の芽」
■「やりたいこと」を無理に決めなくていい
自分の感覚を長く後回しにしてきた人に、いきなり
「人生で本当にやりたいこと」を求めると、かえって動けなくなります。
そこで、自分イノベーションでは、もっと小さな心の動きに注目します。
・ちょっと気になる
・なぜか惹かれる
・懐かしい
・うらやましい
・これはおかしいと感じる
・困っている人を見ると放っておけない
・もう一度やってみたい
など・・・
こうした微細な反応を「心の芽」と呼びます。
心の芽は、完成した夢ではありません。
行動する価値があるかを確かめる、小さな仮説です。
■安心・安全は、挑戦の反対ではない
「変わるためには、安全地帯から出なければならない」と言われることがあります。
でも、生活、家族、健康、収入に不安がある人へ、
無条件に大きな挑戦を勧めるのは適切ではないと考えます。
必要なのは、失敗しても戻れる場所、相談できる人、
生活を壊さない範囲、途中でやめられる条件です。
安心や安全は、行動を止めるものではありません。
小さな挑戦を可能にする土台です。
たとえば、
・本業を残したまま週に2時間だけ別の活動へ参加する
・興味のある人に話を聞く
・資料を一枚つくって見てもらう
・地域の活動を一度手伝う。
などなど・・
これなら、未来を一度に決めずに、可能性を確かめられます。
■小さな成功とは「思いどおりになること」ではない
小さく試した結果、期待した反応が得られないこともあります。
でも、自分イノベーションでいう成功は、
すべてが思いどおりになることではありません。
・自分で一つ選べた
・実際に行動できた
・相手の反応を受け取れた
・想定との違いに気づいた
・次に変えることが分かった
など・・
ここまでできれば、実験としては成功です。
自己効力感は、根拠なく「自分ならできる」と言い聞かせることではなく、
自分で働きかけた経験と、その結果を受け取ることによって育っていきます。
自分の経験を、誰かの希望へ変える
■強みを「仕事」ではなく「経験」を動詞に変えてみる
「あなたの強みは何ですか」と聞かれると、多くの人が困ります。
強みを、職種、資格、役職、実績、人より優れた才能など、仕事のなかで評価されたものだと
考えやすいからです。
でも、人が培ってきた力は、職歴だけに残されているわけではありません。
会社での仕事はもちろん、家事、子育て、介護、地域活動、趣味、人間関係、
病気や失敗からの再起など、人生のさまざまな経験のなかで、私たちは考え、工夫し、
誰かを支え、問題を乗り越えてきました。
そこで、「どんな仕事をしてきたか」だけでなく、
「どのような経験のなかで、実際に何をしてきたか」を動詞で捉えてみます。
・整えた
・支えた
・教えた
・聞いた
・調べた
・つないだ
・守った
・改善した
・続けた
・乗り越えた
仕事や日常生活のなかで当たり前だと思っていた行動も、
別の相手や環境では価値になる可能性があります。
たとえば、「家族の介護をしてきた」という経験には、
情報収集、関係者との調整、状態の観察、制度の理解、感情への配慮などが含まれます。
「介護職」という肩書がなくても、介護の経験を通じて身につけた力は確かに存在します。
同じように、履歴書には書かれない経験のなかにも、その人が繰り返し発揮してきた力があります。
何という仕事をしていたかではなく、経験のなかで何をしてきたか。
経歴だけでは見えなかった経験も、動詞に分けると、別の環境で誰かの
役に立つ資源として見えてきます。
■「自分は何をしたいか」から、もう一歩広げる
自分の関心を見つけることは大切です。しかし、「自分がしたいこと」だけでは、
社会との接点は生まれません。
次に問うのは、次のことです。
自分の経験は、誰のどんな困りごとや願いに役立つだろうか。
仕事とは、誰かの未充足や困りごと、実現したいことに対して良い変化を提供し、
その価値に対して対価や信頼、感謝、次の機会を受け取る価値交換です。
好きなことは、価値を生み出すエネルギーになります。
経験や専門性は、良い変化を実現する手段になります。
対価は、その価値交換を持続させる基盤になります。
自分を活かすことと、誰かを活かすことが循環し始めたとき、
自分と社会の間に新しい役割が生まれます。
■今週できる「1%の役割実験」
ここでいう「1%」は、人生全体の1%を厳密に計算した数字ではありません。
今の仕事や暮らし、人間関係を大きく変えず、失敗しても生活を崩さず、
結果を見て次の選択を変えられるほど小さな一歩を意味します。
たとえば、
会社を辞めようとしている人に、二時間だけ相談に乗ってみる。
起業する前に、相手を一人だけ決めて資料を一枚つくる。
新しい活動へ全面的に参加する前に、一度だけ手伝ってみる。
など・・
1%の役割実験の目的は、すぐに成功することではありません。
自分の経験が別の相手や環境でも役立つかを確かめ、実際の反応から次の仮説をつくることです。
今週、次の五つだけを書き出してみてください。
・時代を分ける
自分の価値観は、昭和・平成・令和のどの前提を強く受けているか。
・自分の中の古い安全を見つける
「これを失ったら終わり」と思っているものは何か。
・経験を動詞にする
整えた、支えた、教えた、つないだ、改善したなど、実際にしてきたことは何か。
・役立てる相手を一人決める
その経験が、今どこで困っている誰の役に立つか。
・2時間以内で試す
話を聞く、資料を一枚つくる、手順を整理する、仲間の仕事を手伝うなど、
小さく提供して反応を見る。
これは転職でも起業でもありません。
過去の経験が、別の環境でも機能するかを確かめる小さな仮説の検証です。
大きく変わる必要はありません。
小さく選ぶ。小さく試す。反応を見る。そこから学び、次の一歩を選ぶ。
この繰り返しが、休眠していた自己決定の回路を少しずつ動かし、
自分の経験を新しい役割へ変えていきます。
まとめ 自分イノベーションは、人生を自分の手に戻す小さな実践
自分らしい生き方が分からないのは、あなたの問題でははありません。
時代や環境のなかで、周囲の期待に応える力を優先し、自分の感覚を確かめ、
自分で選び、結果から学ぶ機会が少なかったのかもしれません。
昭和や平成の生き方が間違っていたわけでもありません。
ただ、その時代には合理的だった前提を、環境が変わった今も唯一の正解として使い続けると、
まだ決まっていない未来まで狭くなってしまいます。
自分イノベーションは、過去の自分を捨てることではありません。
これまで使ってきた適応力、責任感、配慮、経験を資源として残しながら、
人生の前提と環境を選び直すことです。
あなたに可能性がなかったのではない。
可能性が見えにくく、選択しにくい時代と環境のなかにいただけかもしれない。
まずは、心が少し動いた瞬間を一つ記録することから始めてください。
その小さな芽を、自分で選び、小さく試す。そこで得た経験を、誰かの役に立つ価値へ変えていく。
自分の人生を自分の手に戻し、その人生を誰かの希望へつなげていく歩みが、そこから始まります。

「okinawa未来カレッジ」は、誰もが自分らしい明日へ一歩を踏み出せる、 未来に向かって前進し、新しいライフサイクルを創り出すコミュニティーを目指します。